▽Cytokinetics社がALS治療薬として期待されているTirasemtivの第3相臨床試験の開始をアナウンスしました
▽トロポニン活性化剤である小分子のTirasemtivは、神経シグナルに対する筋組織のカルシウム感受性を増強し、神経刺激が減弱した状況下でも、骨格筋の筋力改善効果が期待されています
▽昨年終了した第2相臨床試験において、ALSFRS得点については、プラセボとの有意差を示すことができませんでしたが、静的肺活量においては、プラセボより有意に投薬群で維持される結果となりました
▽第3相臨床試験は1年間ほどの長期試験で行われ、北アメリカ、ヨーロッパから500名程度の参加者を募る予定とのことです
引用元
http://www.researchals.org/page/news/drug_news/14846
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