▽その結果、補中益気湯とリルゾール投与は、モデルマウスの腓腹筋における炎症、自食作用、ミトコンドリア機能異常を有意に減少させました。また総クレアチン濃度の上昇がみられました。これらの効果は炎症性サイトカインの調節を介していることを示唆する結果が得られました
▽以上の結果は、補中益気湯とリルゾールの併用がALSモデルマウスに対して単剤治療よりも優れた効果を発揮する可能性を示唆するものです。
(この報告は、Korea Institute of Oriental MedicineのCaiらにより報告され2022年3月18日付のAntioxidants誌に掲載されました)
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