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ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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ALS患者では血清抗TDP-43自己抗体が増加している
▽ALSにおいてはTDP-43の細胞質内への局在化異常が病態の一部と考えられています。このTDP-43蛋白質は血清中でも検出されることが報告されています。自然発生した抗TDP-43自己抗体も存在していることが想定されるが、これまでにその報告はありません。今回研究者らはALSとその関連疾患、健常者とで血清TDP-43蛋白質、抗TDP-43自己抗体の存在をELISA法で検出しました。

▽70名のALS患者、40名の健常対照者、20名の運動神経病患者、20名のアルツハイマー型認知症患者、15名の前頭側頭型認知症患者が対象となりました。

▽その結果、抗TDP-43自己抗体はALS患者において有意な増加がみられました。一方で血清TDP-43蛋白質濃度は疾患により変動が大きく
、ALS患者では増加がみられたものの、最も増加が多かったのは運動神経病群でした。血清TDP-43濃度と抗TDP-43抗体濃度の相関は有意ではありませんでした。

▽抗TDP-43自己抗体は健常者、患者群両群で検出可能であり、ALS患者では有意な増加がみられました。疾患のマーカーとなりうる可能性があり、またどのような抗体が存在するかということと病態進行との関連性などから治療法探索の手掛かりとなる可能性もあります

(この研究はイタリア、University of Milano-BicoccaのContiらにより報告され、2021年1月21日付のScientific Reports誌に掲載されました)
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