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ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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柑橘類フラボノイドであるヘスペレチンの抗酸化作用と抗炎症作用
▽ヘスペレチンは、柑橘類のフラボノイドの一種であるヘスペリジンの誘導体であり、オレンジ、ブドウ、レモンなどの柑橘類に含まれています。ヘスペレチンが神経変性疾患の実験モデルにおいて神経保護効果を発揮することが広く報告されています。

▽ヘスペレチンはLPS処理モデルマウスにおいて、TLR4, GFAP, Iba-1, リン酸化NF-kBなどの発現を減少させ神経炎症を緩和する効果を有する可能性を示唆する報告があります。

▽また過酸化水素を投与した細胞モデルにおいて、ヘスペレチンは酸化的ストレスを減弱させ細胞保護作用を有することが報告されました

▽以上の結果はヘスペレチンがALSに対しても治療的な効果を有する可能性を示唆するものであり、今後の治療効果の検証が期待されます

(この総説は、韓国、Gyeongsang National UniversityのKhanらにより報告され、2020年7月10日付のAntioxidants誌に掲載されました)

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