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ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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ALSモデルマウスにおけるゲニステインの神経保護作用
▽ALSの病態において酸化的ストレスが関与していることが報告されています。今回研究者らはSOD1変異ALSモデルマウスを用いて、抗酸化作用を有するイソフラボンの一種であるゲニステインの効果を検証しました

▽ゲニステイン投与は、脊髄における炎症促進性サイトカインを減少させ、グリオーシスを緩和しました。さらに自食経路を活性化し、ALS関連症状を緩和し、生存期間をやや延長させました。

▽以上の結果はSOD1変異ALSモデルマウスにおいてゲニステインが治療的効果を有することを示唆しており、今後のヒトへの応用が期待されます

(この研究は、中国、 Hebei Medical UniversityのZhaoらにより報告され、20197月18日付のJ Neuroimmune Pharmacol.誌に掲載されました)
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