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ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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Klotho蛋白質はALSモデルマウスにおいて保護的作用
・ALS NEWS TODAYの7月2日付記事からです

▽Klotho蛋白質は抗酸化作用および抗炎症作用を有する蛋白質であり、髄鞘化を促進し、中枢神経細胞保護作用を有すると考えられています。

▽今回、ボストン大学の研究者らは、SOD1変異ALSモデルマウスを用いて、Klotho蛋白質の効果を検証しました

▽その結果、Klotho蛋白質を過剰発現させたモデルマウスでは、発症遅延効果と病態進行遅延効果がみられました。また生存期間は1週間以上延長しました。この効果雌個体においてより顕著でした。この結果をヒトにあてはめると、Klotho蛋白質の発現量を50%増加させると、生存期間が約300日延長させることができるとの結果になります。

▽以上の結果は、モデルマウスにおいてKlotho蛋白質の発現増加が神経保護作用を有する可能性を示唆しており、Klotho蛋白質を増加させることが、治療的に作用する可能性があります。

引用元
https://alsnewstoday.com/2019/07/02/klotho-protein-protects-brains-als-mice-study-suggests/

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