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ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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選択的糖質コルチコイド受容体作動薬はモデル動物における神経炎症と変性を減少させる
▽ALSモデルマウス(wobbler mice)においては血漿糖質コルチコイド濃度の上昇が報告されています。今回研究者らは糖質コルチコイド作動薬のCORT 113676を用いて病態に与える影響を調べました

▽その結果、炎症促進性物質の発現の減少、グリア活性の減少、運動神経細胞異常の改善などが認められました。またグルタミン酸トランスポーターのGLT1やGLASTの発現亢進を認めました。

▽以上の結果は、CORT 113176による糖質コルチコイド受容体阻害はモデルマウスにおける神経炎症抑制や、グルタミン酸系の抑制などにより病態緩和作用を有する可能性を示唆するものです

(この研究は、アルゼンチン、Instituto de Biología y Medicina ExperimentalのMeyerらにより報告され、平成30年6月8日付のNeuroscience誌に掲載されました)
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