研究成果は11日付の英科学誌ブレイン(電子版)に掲載された。東京都健康長寿医療センター、愛知医科大学、国立精神・神経医療研究センター、英マンチェスター大学も参加した。
日英の亡くなった患者約30人の脳の神経細胞を解析した。ALSと若年性認知症、一部のアルツハイマー病の原因は異常たんぱく質「TDP―43」と考えられているが、すべて同じかどうか不明だった。今回の研究で、蓄積の仕方や構造の違いが病気の種類を決めていることがわかった。
(公財)東京都医学総合研究所福祉保健局
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2012/09/20m9c400.htm